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【番外編】公立高校受験~自己推薦制度のメリットとデメリット~

こんにちは☆

この度、わが子が公立高校へ『自己推薦』で合格内定をいただきました。

ただ、北海道は2023年度から自己推薦制度が始まったので、まだ2年目。

いざ受けよう!と思っても経験者が少ないためか上の世代からの情報もなく、めちゃくちゃ手探り状態だったので、自己推薦制度について紹介させていただきたいと思います。

 

※2024年度の情報です。


自己推薦制度


学校長の推薦は不要。

出願する高校の「入学者の受け入れに関する方針」に合うと考える生徒が自身で自身を推薦できる制度。

学力検査は行わず、個人調査書(内申書)や自己推薦書の内容、面接などの総合的評価で合否が決まる。

学校によっては、作文や英語の聞き取りテスト、実技等も実施されます。

実施校は11月頃公表され、同時に学校裁量・受け入れ人数も公表されます。

 


自己推薦のメリット


万が一自己推薦で不合格だった場合、一般入試にも出願することができるためチャンスが増えます。
その際、自己推薦とは別の高校に出願しても問題ありません。

ただ中学校の評価が落ちるためか、中学校からは自己推薦と同じ高校を受けるよう指導されますが、違う高校でも問題ありません。

 


自己推薦のデメリット


まず1つめは、倍率公表後の志願変更ができない事。

倍率と同時に、自己推薦の志願者数も公表されるんですが、その時自己推薦者枠に対して『志願者数が多い』状況で不安になり出願先を変更したい!!と思っても、自己推薦者に関しては一切変更できないので要注意です。

そして2つ目。

万が一自己推薦で不合格だった場合、気持ちの切り替えが上手く行かないと一般試験へ影響する可能性大です。

合格発表のイラスト「不合格になった学生」

実際、わが子の中学校では、自己推薦志願者の半数は不合格でした。

(志願者数が募集枠以下でも不合格者が出ている学校もありました)

話を聞いていると自己推薦を希望した子達は面接ばかりに力を入れてきているので、一般入試の勉強が他の子達に追い付かないと不安がっている子が多い印象です。

 


日程(公立一般・私立一般含)


※2024年度


自己推薦・出願


志望高校の偏差値に対し、中学校側がその生徒の内申で問題ないと判断されると出願できます。
基本的には一般入試でも受かる子が出願できると考えた方がいいようです。

 


自己推薦入試・面接


事前に提出した自己推薦書と個人調査書(中学校が作成)に沿って面接が行われます。

具体的には、この学校にどれだけ合う生徒か、どういった事を学び将来につなげたいのかという事を重点的に聞かれたようです。あとは中学校生活や部活課外活動についてなど。
事前に高校から提示されている『受け入れ方針』についてよく理解を深めておく必要があります。

 


自己推薦入試・作文


今回受けた高校では実施されませんでしたが、お題に沿って1時間ほどで400字以上の作文を書くようです。

 


自己推薦入試・英語


学校により、英語での作文・聞き取り・質疑応答など行われるようです。

 


まとめ


今回わが子が自己推薦試験に挑んでみて思ったことは

『なんていい制度なんだ』です。

志望校の今年度の倍率を見る限り、一般入試だと当日点をかなり取らないと厳しかったと思います。
ランクが微妙なため本当は自己推薦も中学校の先生に軽く止められましたが、
どうしても志望校に行きたいと熱い想いを伝えて挑みました。

その高校で何を学びたいのか具体的に伝えられるお子さんは、自己推薦検討の価値ありです。